ADV Aランクサンダー、スタークルーザー、魔法の少女シルキーリップ、夢見館の物語
RAC アウトラン、アウトランナーズ、スーパーハングオン、ロードブラスターFX
SPT キューティー鈴木のリングサイドエンジェル、ミュータントリーグ・フットボール、レッスルボール
PZL ヴォルフィード、コラムス1 3、ブロックアウト、
PIN ソニックスピンボール、デビルクラッシュMD
多ジャンル ゲームのかんづめVOL.1 VOL.2、セガクラシック
その他 スイッチ、ぎゅわんぶらあ自己中心派片山まさゆきの麻雀道場、クイズスクランブルスペシャル、タントアール、マージャンCOP竜
白狼の野望
- アウトラン 評価:☆☆
アーケードで大人気だった体感ゲームの移植作品。
移植の出来は良いのらしいのだがオリジナルを知らない自分には
パツキンギャル(死語)を隣に乗せてドライブするだけのゲームにしか見えない。
噂に聞いていたBGMも大した事は無かった(好みの差?)。
アップダウンが激しいコースがあったりする事を除けばどこにでもある普通のドライブゲームという感じ。
- アウトランナーズ 評価:☆
アウトランもシリーズ三弾ともなると多種多様な車種から自車を選べ(だからランナーズと複数形なのか)
相変わらずの二人乗りだがドライバーが女性だったり、女性二人、野朗二人なんてカップリングもあるが
世界中を爆走するのは変わりない…んだけど、このMDの移植版はなんと常に画面2分割。
1P用でプレイしていても下にCPUのライバル車が表示される…。
二人同時プレイを可能にするか否かの二択だったんだろうけど
アウトランというか、普通のレースゲームで二人同時プレイできてもあまり楽しくない。
飛び道具があったり、体当たりで妨害したり、罠をしかけたり、そういった対戦要素でもあれば別だが
世界中を旅しているんだからグラフィック重視で2P同時プレイはバッサリ切り捨てるべきだったと思う。
- ヴォルフィード 評価:☆☆
陣取りゲームの現代版。コソコソ、チマチマと敵の動きの合間を縫って陣地を広げていく根暗ゲー?
アーケードルール、PCエンジンルール、クイックスルールを選択可能なのでこのテのゲームが好きな人にはオススメかも。
全部で16面もあるので私は途中で集中力切れて立て続けに死ぬ事多数。パスワードやセーブ機能が欲しかった。
どこまで集中力を維持できるか、というのがこのゲームの本質なのかもしれない。
- Aランクサンダー 評価:☆☆☆
あのシルキーリップに続く丸ごとゲーム化シリーズ第2弾。前編。
悪の組織に誘拐され改造手術を受け…とどこかで聞いた事があるヒーローモノが今作の素材。
オープニングとエンディングテーマに大御所子門真人氏を起用するなどかなり本格的。
オープニング中にある
オープニング中に掲載あ
オープニング中にBEEP!メガドライブ
オープニング中にメガドライブFAN
オープニング中に月刊
HOBBY JAPAN
なんて遊び心溢れるこだわりには思わずニヤリとさせられる。あ
戦闘中や会話シーンでほぼフル音声になったのはいいが
前編後編に分かれている事を考慮しても全4話しかなく前作と比べるといささかボリュームに劣る。
その分、各話ごとの密度は上がっているわけだが…。
これだけならまだマシだが致命的な問題点が2つある。
ロード地獄、アニメ地獄、練りこみ不足の三重苦が揃った戦闘シーンが最悪。
頼むから雑魚戦闘員相手に20分も戦わないでくれ…orz
もう一つの問題点は
後編である逆襲編が出なかったこと。そういえば、PCエンジン版シルキーリップもかなり完成していたにもかかわらず
スタッフが会社と喧嘩して発売中止になったがそれと何か関係あるのだろうか…日テレが倒産した今となっては真相は不明。
- キューティー鈴木のリングサイドエンジェル 評価:☆☆☆
MD初のプロレスゲームにして家庭用初の女子プロレスゲームでもある。
キューティー鈴木本人も登場するがは2D化されまるで別人。それに合わせてか他のレスラーは全員架空のレスラー。
女子プロに詳しくない自分としては本物でも架空でも同じようなものだが
首から下は全キャラとも色違いの使い回しなのはちょっと頂けない。
ロメロスペシャルやバックブリーカーをかけられても重力を無視する髪や
技のモーションは全員同じで使い回し、などに代表されるグラフィックパターンの少なさは問題。
それを補うかのように残体力を顔の表情で表現する、というのがあり…
各レスラーの苦悶の表情や泣き出す顔は必見…というか多分ここが今作のポイント。
これに声でもあれば正にエロ…いや、無くて良かったかも。どうせあったところで全員使いまわしだろうから(笑)
各レスラーに得意技や体力、回復速度に差があり、差別化されてはいるが
返されると自分ゲージ0&相手ゲージ満タンになるジャーマンスープレックス(バックブリーカーもか)が得意技扱いで
ダウン攻撃が得意技じゃなく、回復速度は一番早いが体力が一番低いキューティーがなぜか最弱(^^;
プロレスゲームは連打重視かタイミング重視かどちらかに分かれるが今作はその中間?
ダウン攻撃扱いのロメロor蠍固めを狙うシステムの盲点を突く攻略は誰でもすぐ気付くので難易度はかなり低い。
ハメではないものの敵に何度も連続でかけられると時間的にも精神的にもかなりストレス溜まるが。
キャラはミアモーレ矢島がお気に入り。ベビー(正規軍)なのに敵の反則攻撃(鎖)喰らうと反則攻撃ができるようになる。
敵からスリ取ったのか?オカッパ頭といい、PSIIのシルカを彷彿させるなぁ…。
しかも反則攻撃された後はCボタンでかける技が反則技に固定。やり返したくて堪らないようだ(恐)
プレイメモ 速攻勝利
- ぎゅわんぶらあ自己中心派
片山まさゆきの麻雀道場 評価:☆☆☆☆
パロディの効いた個性的なキャラがおりなす、超個性的な打ち方の麻雀シリーズ。
ストーリーモードではプレイヤーだけが個性の無い打ち方なので一人だけ疎外感がある。
打ち方によって引きが良くなるとか、ツモしやすくなるとか、特定の役を狙いやすくなるとか、
プレイヤーの打ち方に合わせるように成長していくようにすればより面白かったんじゃないだろうか?
プレイメモ パスワード
- クイズスクランブルスペシャル 評価:史上最悪のクイズゲー(略してクズゲー)
クイズゲームの命である出題傾向が昭和30年〜昭和50年代に偏っている。
…って当時高校生、大学生のユーザーが生まれた頃かもっと前、下手すると親が生まれた年代じゃないか。
中高年(親)の世代を狙ったゲームとも思えないし。
一体どの客層を狙っているんだ?出題者が得意な年代を出してるんじゃないの?
普通、問題を間違えたら正解の回答を教えてくれるものだがそんな気配りもないので勉強にすらならない。
助手(三石琴乃)と博士(永井一郎)のボケ漫才ぐらいしか価値は無いだろう。
ぶっちゃけ、ゲーム本編よりボーナス面のピザ合戦の方が面白い。
- ゲームのかんづめVOL.1 評価:☆☆☆
かつてゲーム図書館で配信されていたソフトの数々を収録したもの。
”かんづめ”らしくCDが缶詰に入っているのはイカス。
ゲーム図書館は当時のモデムと通信環境ではダウンロードできる容量に問題があったりと
通信対戦は主流になる事もなく、8bit級のゲームばかりですぐに閉鎖された(合掌)
PSIIのスピンオフなテキストアドベンチャー(TADV)のために
モデムを買うべきかどうか悩んでいた一人としてこのような形で出してもらえた事に大満足。
8人分揃えるにはVOL1と2共に買わないといけないが。
以下個別に簡易レビュー
PSIITADV ユーシスの冒険 評価:☆☆ 我流で剣術の達人じゃなかったんか?オチや設定も強引。
PSIITADV ヒューイの冒険 評価:☆☆ ヒューイの学生時代を知る貴重な資料?
PSIITADV アーミアの冒険 評価:☆☆☆ 4のライラとは対照的にクールなキャラなのが印象的。
PSIITADV シルカの冒険 評価:☆☆☆☆ あまりにご都合主義な展開と大食い設定に爆笑。
パドルファイター 評価:☆ なかなか思い通りの方向へ攻撃できないエアホッケー。無駄に豪華声優使っているのが笑える。
フリッキー 評価:☆☆ 悪くはないが途中で飽きる。
ハイパーマーブルズ 評価:☆ ぶつかり合うだけ。
ピラミッドマジック総集編 評価:☆☆☆ それなりに頭は使うが地味。
- ゲームのかんづめVOL.2 評価:☆☆☆☆
かつてゲーム図書館で配信されていたソフトの数々を収録したもの。一枚に入りきらないので二枚目。
自分はPSIIのスピンオフなテキストアドベンチャー(TADV)のために買った一人だが
思わぬ伏兵(バカゲー)により楽しませてもらった。
以下個別に簡易レビュー
PSIITADV ネイの冒険 評価:☆☆ ダラムはあんな極悪人じゃないし、ミャウが使っていたアニマルクローって何だ?
PSIITADV ネイの冒険 評価:☆☆ アニマルグラブとサーベルクローが合体しているのか?設定が駄目すぎ。
PSIITADV アンヌの冒険 評価:☆☆ レスタも使えない看護婦の奮戦記。
PSIITADV ルドガーの冒険 評価:☆☆ ルドガーの娘の名がジョン…?!
これでは黒歴史にされるわけだ。
PSIITADV カインズの冒険 評価:☆☆☆☆ 一人称のテキストがイカス。スーとかいうガールフレンドがいるが
PSIITADV カインズの冒険 評価:☆☆☆☆ ネイに初恋にも似た感情うんぬんという設定に引っかからないか?
死の迷宮 評価:☆ 単調、地味、BGM無し、途中中断不可。途中で眠くならなかった事は無い。
メダルシティ 評価:☆ ウィンドウズの付属にあるようなカジノゲーム。
ロボットバトラー 評価:☆☆☆ あっさりしすぎ。飽きも早い。
アウォーグ 評価:☆☆ アイデアは結構良いが癖がありすぎる操作性で全て台無し。
パターゴルフ 評価:☆ ビリヤード感覚のゴルフ。
16t 評価:☆☆☆☆ プレイヤーの分身がアップルがいきちからわかるように毒電波放出系ACT。
16t 評価:☆☆☆☆ 16tボムをぶん投げて敵を倒す(潰す)という馬鹿ゲー(誉め言葉)。氷で滑り続けたり、
16t 評価:☆☆☆☆ 特定の床でバウンドしまくる16tが恐怖かつ快感。敵の種類は少ないがさほど気にはならない。
テディボーイブルース 評価:☆☆ 進んでも変わり映えしない面構成に飽きる。
イカスぜ!恋のどきどきペンギンランドMD 評価:☆☆☆ MKIIIで出ていたゲームのリメイク版。それなり。
- コラムス 評価:☆☆
パズルゲームほど合う合わないが激しいジャンルは無いと思う。私には良さが全くわからなかった。
一度に3つの宝石が落ちてきて縦横斜めに3つ揃えると消える、というルールはどう考えてもジリ貧で積もっていくだけ。
連鎖はせいぜい3連鎖くらいしか組めず、その先は運任せ。
このゲームが好きな人や得意な人はどんな脳の構造をしているのか私には想像もつかない。
- コラムス3 評価:☆☆
当時はぷよぷよの大ヒットによりパズルゲームの対戦化ブーム。
コラムスも対戦要素満載でリニューアルするも…。
CPU戦の敵デザインセンスが素人っぽくてダサすぎ。
なぜかエジプシャンな雰囲気で統一されているが意味不明。
そして発売された年が鳥年だからか(安易な発想?)鶏も意味不明(^^;
典型的な対戦ブームにあやかってみました!的ゲーム。
一応5人まで同時対戦できるので接待用ソフトとしてはいいのかもしれない。
ところで、コラムス2って出ていましったっけ?
- スイッチ 評価:☆☆☆
全ての機械のスイッチが狂った世界で元に戻すスイッチを探し
ひたすら(適当に)スイッチを押していくだけの馬鹿ゲー(誉め言葉)。
スイッチを押すとギャグ、ワープ、NGのどれかが発生する。
ギャグ…発想力が問われるギャグ満載。このテのネタは外人が得意と思われがちだが
ギャグ…芸人がやっているだけあってなかなかのもの。似たようなギャグも多いけど。
NG…歴史的文化遺産、建造物などが爆破。今のご時世では爆破テロにしか見えず
NG…ある意味、一番のギャグになっている。
NG…何が「ガガガガガ、ガガガガガ、ガ、ガ、ガ、ガ…ガチョーン!」だよ(笑)。
NG…30ある全てを失うとやり直し。
ワープ…マッピングを必要するほど複雑でややこしいため今作の癌。
一度押したスイッチを色分け、2度目以降どこにワープするか表示でもされていたら
もう少し遊びやすかっただろうに。システム的な不親切さが全部台無しにしている気がする。
人間凝音を名乗る通りゲーム中の効果音は全てケントフリックが担当しているのは一聞の価値あり。
- スーパーハングオン 評価:☆☆☆☆
ターボがあるおかげで爽快感、疾走感があり、コーナーリングの調整にも便利。
程よい操作の重さ(遅延?)はバイクらしくて個人的には好きだがレースゲーマーにはお薦めしない。敵車は路上の動く障害物だし。
MDオリジナルのモードは最初は劣悪な性能のバイクだが最終的にはアーケードモードの車体を越える性能になる。
完走さえすればまず勝ちな9本勝負なのでダルい展開が続き、
使用するコースはどの対戦相手も本編のある区間2つ分の周回レースなので飽きは早い。
プレイメモ 最高性能のバイクのパスワード
- スタークルーザー 評価:☆☆☆☆
宇宙を股にかけた壮大なスペースオペラ。PCからのリメイク移植らしい。
ストーリーはほぼ一本道だがSF小説にも匹敵するボリュームと2転3転する展開が最後まで続く。
名脇役も多く本当に本だったらつい徹夜して読破してしまいそうな出来。ゲームで良かった(^^;
MD版では主人公の名前は任意で無口という設定になっておりプレイヤーとの一体感を演出している。
敵との戦闘画面は16Bitハードでのフルポリゴン。
敵と近づきすぎると処理落ちするわ、動きがワンパターンだわ、
動き回る敵にはとりあえず誘導ミサイル撃っておけばOK、などなど全然ダメだが
特殊チップ内蔵等の支援も無い創生期のポリゴンSTGはこんなものであろう。
わずか十数年でフルポリゴンが映画並にまでなるとは…この業界の成長速度は凄まじいと改めて実感。
プレイメモ 戦闘のコツ
- セガクラシック 評価:☆☆☆
コラムス、ゴールデンアックス、ザ・スーパー忍、ベアナックルをカップリングした物で
確か海外のMDCDに同梱されていたのを単体売りにしたソフト、と記憶している。
収録されているゲームのレビューはそれぞれのレビューを見てもらうとして、
全てMD版ではなくジェネシス版なのでその差のみここで挙げていく事にする。
ゴーゴールデンアックスは一人プレイ専用。
ゴール対戦プレイや協力プレイに見せかけたバトルロイヤルもできない。
デン また声も全員変に変えられており、そっちに魅力を感じている人は手を出さないように。
ゴースーパー忍は改訂版。スパイダーマン以外は全部すり替え。あ
ゴール忍術使用時のムサシの声が「と〜ぅ!」とやけにオッサン臭いのが気になる。
デンベアナックルはストリートオブレイジと海外版の名にはなっているが声以外は全く同じ。あ
デン ブレイズの「えい〜」は使っていて気が抜ける(^^;
各種裏技も使えるほど移植度は高いが、ベアナックルの面セレクトの裏技だけはソフトリセットを優先してしまうので使用不可。
とまぁ、微妙に劣化したカップリングソフトと言えよう。
- ソニックスピンボール 評価:☆☆
あのソニックがピンボール化!
というより丸まっていない時は従来通り動かせるところからわかるように
ソニック2で好評だったピンボール面を独立させた、という感じのゲーム。
点数稼ぎよりも各面に隠されているカオスエメラルドを取ってボスを倒すのが目的。
ステージ構成は1つの面にピンボール台が4台以上複雑に組み合わさっており、
仕組みを理解しないと行き来するのも困難、とハードルは高め。
セーブやパスワードが無く途中中断できないためクリアまで相当時間がかかるのもキツイ。
海外製だけに、よりアメリカンなデザインのソニックに違和感が付きまとう。
Drエッグマンも愛嬌が無く、薄汚い髭親父って感じ。
- タントアール 評価:☆☆☆☆
ボナンザブラザーズのようなコミカルなキャラで独特の味があり
色んなミニゲームが”たんとある”アーケードからの移植作品。
タイトル通りミニゲームの名前も「忍者どこじゃ」「アニマルサウンドシャワー」などと遊び心満載。
音声合成音にやや難があるもののそれ以外はほぼ完璧な移植度でMDオリジナルのミニゲームや
家庭用ならではの4人同時プレイも可能で接客プレイにオススメ。
余談だがこのゲームが練習になっていたのか、
知能テストや運転適正検査などで結構いい成績が出してしまった事がある。今、流行りの脳トレの走りだったのかもしれない。
・・・と思って祖父母のボケ防止にとやらせてみたのだが、難しすぎてギブアップ。
ゲーセンに通うような若者向けに作られていただけに当然の結果か…orz
- デビルクラッシュMD 評価:☆☆☆☆
コンピューターピンボールならではのギミック、敵の動きなど
独自性のあるピンボールゲームでPCエンジンで出ていた作品の移植。
MDオリジナルのボーナス面が追加されたりとお得。
スコアがカンストするとラスボスが登場して倒すとクリアになるのだが
そこまで稼ぐのはハイスコアラー気質じゃない人にはキツイ。
そうじゃない奴はピンボールに手を出すな、と言われそうだが…
まぁ、いつでもどこでもパスワード取れるので気楽にやれるのはいい。
この手のジャンルはすっかり廃れてしまったなぁ。
非ハイスコアラーにも手が出せるように進化していたら、と少しもったいなく思う。
プレイメモ ラスボス直前のパスワード
- ブロックアウト 評価:☆☆☆
3Dテトリス。それ以上でもそれ以下でもない。
xyz軸回転を自由自在に操れるようになればハマるのだろうが、常人には無理。
視点の関係上、下の階層の状態を見れないのでミスをしても挽回するのは難しい。
ブロクシードみたいに16tボムとか、ある階層(色)のブロックだけ消すアイテムがあるとかあれば
苦手な人でも楽しめたかもしれない。
- マージャンCOP竜
白狼の野望 評価:☆☆
対戦相手が芸能人のパロディなツミコミ重視のインチキ麻雀ゲーム。
役満許可書なるものを持っている刑事が主人公だがここへのツッコミは無しにしておこう。
さて、この麻雀ゲームにはいくつかキーワードがある。
・絵師はANO清水氏で麻雀ゲームあ
・イカリパワー使用(連打)によるイナズマヅモ
・ポン、チー、リーチ、待ち牌などを教えてくれるアドバイサー付き
・普通、家庭用麻雀は同じ点数持ちなのに1500点スタート
これらから連想できるようにゲーセンの脱衣麻雀の中ではあ
わりかしメジャーだった麻雀クエスト(タイトー)にシステム的にはよく似ている。
麻雀知らなくてもクリアできるほどの難易度は初心者にはいいかも。
注)COP竜には脱衣要素は一切ありません
- 魔法の少女シルキーリップ 評価:☆☆☆☆
反論を承知で言う。このゲームはギャルゲーではない。
ギャルゲーとは「ギャルをそのゲーム最大のウリにしているゲーム」であって、
もしキャラクターや声優、キャラデザインを変えたなら根本からゲームが別物になるものを指すと自分は定義している。
この定義に従えば、キャラの何をどう変えたところで「魔女少女風TVアニメをまるごとゲーム化する」という
基本コンセプトは揺るがないのでギャルゲーではない。続編がヒーローモノである事が何よりの証拠。
コンセプト通り、各話ごとにOPの主題歌が流れ、中間のキリのいいところでアイキャッチが出て
エンディング曲で締めくくる…と一貫して追及する姿には漢気すら感じる。
子供の頃を思い出すようなストーリー*も良いが、何気にブラックでシュールなネタが盛り込まれているのも見逃せない。
ペンダント泥棒の意外な犯人とか、幽霊の背景とか…これ以上はネタバレになるので省くが。
当時のアニメではあまり使われていなかったと思うが、
最終話の途中からエンディングテーマが流れる、という演出もじーんと目頭に来るものがある。
褒めすぎたかもしれないが、そこはあの日テレクオリティ。
会話モードでは一部しか音声が無い(しかも音質悪い)、戦闘では買っても負けても同じ展開、
迷子になるほど広大すぎる街(普通、転入生の初登校は保護者同伴で、通常の登校でも分団で登校じゃ?)と、手離しではオススメできない。
そしてイザベラの「小学生であんなカラダは設定に無茶ありすぎだろ!やはり日テレらしい味付けだな」という意見には反論できないorz
でもまぁ、平成の世も進んでみるとそう無茶な設定とも思えなくなってきた…恐ろしい話だ。
*「私が〜するから、〜して、ね?」の台詞がドツボにハマった。自分が小学生の頃、初恋の子に似たような事言われて励まされたっけ…どうでもいい話ですな。
ここまでとはいかないが過去の思い出とリンクするようなストーリーであるのは確か。
- ミュータントリーグ・フットボール 評価:?
レフリーを買収したり、相手選手を袋叩きにして殺したり、フィールドにある落とし穴に落ちたらそのままあの世行きとか、
無茶苦茶な事ができる馬鹿ゲーアメフト?これを契機にアメフトを覚えてみよう…と思った私が甘かった。
元々アメフトマニア向けに作られているので素人が手を出しても訳わからん。
選手名などに隠語や発音してみればわかるネタが多々あるらしいが欧米人、もしくは英語に詳しい人でなければ気付かない。
ジェネシスで出ていたモノを日本語訳しただけって感じ。
- 夢見館の物語 評価:☆☆☆☆☆
フルCGアドベンチャー。
CDROMの可能性を見せつけた次世代への掛け橋的作品。
少々画像が荒いがそれがかえって幻想的な雰囲気を醸し出している。
また主観視点で物語は進行し、住人達との会話は文字一切無しの音声なのでプレイヤーとの一体感は相当なもの。
妙に親切な住人達とか、それに納得いく彼らの過去とか、
細部に渡ってよく作られている名作。欠点らしい欠点は見当たらないなぁ…。
- ロードブラスターFX 評価:☆☆☆☆
LDゲーム移植作品第3弾。
だいぶ作り慣れてきたようでグラフィック面ではかなり進歩している。
今作は(世紀末的雑魚ルックな)暴走族に花嫁を殺された男の復讐劇。
復讐と言っても武装は無し。卓越した運転テクニックと体当たりが武器。
どんな感じかというと…
狭い桟橋を爆走、族を海に突き落とすのは序の口。
人の多い海水浴場に乱入、海辺でカーチェイスを繰り広げ、岩に激突させるわ
ビル内に突入、階段を駆け上がって2Fから外のヘリに体当たりかますわ
夜の繁華街を爆走、逆走もなんのその。もはやどっちが暴走族かわからない。
(引っかき回して逃げ回っているだけのような気がしないでもないが。)
こんなイカした馬鹿ゲー(誉め言葉)、どこが作ったんだ?と調べてみたらデーターイースト・・・ああ、なるほど。
難易度的にはLDゲームの中でも簡単な方で左、右、ターボ、ブレーキの4択。
制限時間もそれほどシビアではないので誰でも気軽に暴走できるのではないだろうか。
ゲーム中の臨場感溢れる効果音はダミーヘッド(マネキン?)にヘッドフォンを付けて
収録したらしい。ヘッドフォン着用してプレイすると音から距離感がわかるとか…。
オープニングではJ−WALKを起用して渋い主題歌を歌っているのだが
例によって内蔵音源での収録。その割には音質はいいけど…もったいない。
- レッスルボール 評価:☆
サッカーとアメフトを足してルール無用、戦略無しにしたような架空の競技。
このゲームのどこがいいのかまるで理解できない。
パスがロクに通らないから、Aボタンを溜めて敵を攻撃するか、溜めてボールを蹴るか、
少しでも敵ゴールの近くにボールを運ぶべく手に持って走るか、のどれかしかやる事がない。
ボール持っていない時の自チームの動きも馬鹿。
デコの隠れた名作、ヘビースマッシュをやった後だと全てが見劣りしてしまう。
パスは半オートで繋がるし、ボール所持時ゲージ満杯(自動で溜まる)で必殺シュートを撃てるし、
ボール無しの時は同じくゲージ満杯で飛び道具を相手に撃ったり(勿論ゲージが溜まってなくても攻撃はできる)、
ジャンプからのシュートやパスや攻撃なんかもできたり、
ジャンプパスの軌道を読んで空中でパスカットなんて熱いプレイもできるし、
キーパーが弾いたりセンタリングして浮いたボールをオーバーヘッドやダイビングヘッドで押し込んだり(ゲージ不要)
全選手がカルノフなエジプトチームとか、なぜか全員武者装束なユニフォームの日本チームとか…
…あ、えーと、…、何のゲームのレビューでしたっけ?(笑)
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