12日目(5月2日)サマルカンド滞在観光
サマルカンドブルーと言われるように、今日のサマルカンドの町は良い天気である、
朝食後、ホテルの近くを散策していると14〜15歳の子供達が「フォート」と言って寄ってくる
男女10人ほどいるが・・・・カメラを持っているので写真を撮ってその写真を送るからお金を・・・・・の様子、断るが・・・・
今日一日、サマルカンドの観光、バスで15分の行くと有名なレギスタン広場に出る
ここには3つの神学校がある、正面の右からシェルドル・メドレセ、中心にライラカリメドレセ、左に
ウルグベクメドレセ、青い空に建つメドレセはサマルカンドのシンボルである、
レギスタン広場 | ライラカリメドレセ |
ライラカリメドレセの中に入る、中庭の石畳の上に敷物を敷いて昔はお祈りをしたと言う
黄金モスクには塔が残っているが破壊が進み、ソビエト時代には石炭置き場として使用されていたと言う、黄金のモスクの礼拝所の天井が素晴らしい、又、シェルドルメドレセの壁画にはライオンの壁画が
ある、偶像崇拝禁止のイスラム教にしては珍しい、
黄金のモスクの天井 | シェルドルメドレセの壁画 | 天文学者だったウルベクの像 |
この広場で自由行動、楽器店に入る、いろいろな楽器があり、店主が引いてくれる、
皆、見ているだけで、買わないで出てきてしますが・・・・・
バスに帰ろうとすると物乞いの人達に付きまとわれる、子供連れが多い、一人の7〜8歳位の
女の子、何処までもついて来る、ツアーの一人がお金を渡そうとするが、「止めといたら」の声で
止めようとすると、その女の子、泣き出してしまう、、根負けしてお金を渡すとケロリとした
顔で帰っていく、その演技力に脱帽
バスに乗り移動、中央アジア最大の古いモスクビビ・ナニム寺院へ、大きすぎて写真に入りきらない
中に入るが、ここは破壊が進んでいる、
この寺院の隣にあるシャブスキーバザールへ寄る、大きなバザールで日用品から野菜、果物、御菓子
その他もろもろの品、ここで殆どの物が揃ってしまいそう、人も多くて歩いているだけで疲れる
ビビ・ナニム寺院 | シャブスキーバザール |
ここで豆菓子を買う、500スム(約50円)ほど買うと、日本で買う3倍ほどの量があった、
蜂蜜の塊を売っているがそれには真っ黒になるほど蜂がたかっている、蜂がいるのは蜂蜜の証拠と
言われるが、流石に気持ち悪くて買う気がしなし、
11時半、バスに乗ると直ぐに降りる、歩き始める、普通バスはもう少し先まで行けるとの事だが
今日は通行止めに成っている為に歩く距離が多くなる、バザールで買い物をした人達は馬車に乗ったり
荷物だけをリヤカーに乗せたり、人に運んで貰ったりしている、もちろんお金が掛かる、
10分ほど歩いてシャーヒルンダ廟群へ、門を入り階段を登って行く、これが結構キツイ
上に登るとブルーのタイルで装飾されたお墓、テムールの縁の人々の廟が沢山並んでいる、
ここへ巡礼に来ている老人たちが多い、この人達は建物の中に入ってお祈りをする
これは観光を兼ねた巡礼で各地からサマルカンドに来ると言う
空は青い、吸い込まれそうな青さである、ブルーのタイルで装飾されたお墓、とてもこれがお墓とは
思えない美しさである、死後の生活を夢見ていただろうか・・・・・・
シャーヒルンダ廟群 | 巡礼者 | 壷料理 |
日差しが強くなってきた、12時40分、ホテルに帰りホテルのレストランで昼食、
名物の壷料理がでる、壷の中にはジャガイモ、人参、肉などいろいろな物が入っている、
1時間ほどホテルで休憩した後、2時45分午後の観光に出発、
バスは市内の丘に登って行く、バスを降りて階段を登った所がウルベク天文台跡、
地元の子供たちが社会見学であろうか・・・・・たくさん居る、若い女性達に「一緒に写真に入って」と
言われて写真に入る、
この天文台は15世紀ウルベクが天体観察をした場所、世界でも古い天文台の一つだと言う
中を見学、地上から30メートルの穴を掘り、その上に30メートルの建物を作り、穴の中から観察したと言う、今は地下部分が残っている、その横にある博物館に入り当時の観察の様子を書いた図を見る
天文台からバスで5分程走り、バスを降りてから丘の上へ、草原の一角がアフラシャブの丘
ここはモンゴル軍に破壊された旧サマルカンドの町、
いまは牛が草を食む草原になっている、遠くにはバミール高原が見える
丘には羊を連れた老人がいて、私たちを見ると近づきお金を要求する、ここウズベキスタンでは
よく見る、やはり観光客が多くなったから・・・・・であろうか・・・・
ウルベク天文台跡 | アフラシャブの丘 |
丘を降りてバスの駐車場近くにあるアフラシャブ博物館を見学する、ここにはこの丘から
出土したソグト人の壁画がある、残念な事に壁画は一部しかはっきりわからない、
17時ホテルに帰る、希望者は絨毯工房に行く人もいたが私は興味がないのでパス、
19時20分、夕食の為にバスでウズベク族の民家へ
民家と言っても凄い豪邸、ここのお宅は旅行者専門のレストラン風民家?
ウズベキスタンの上流家庭、今までのカザフスタンやキルギスの民家とは全然違う、
一流ホテルのレストランで食事をしている感じ、ただ給仕している人がこの家の息子さんたち
メニューは前菜、スープ、ハヌム(肉をメンで包んだ物)が出る、
前菜の中にアンズの種、この種の中にある白い実(名前は判らない)を食べる、
丁度いい塩加減、美味しい、これはアンズの種を塩水につけて置き、それを熱い灰の中に入れると
種が割れて中の実が取り易くなるとか・・・・お酒のつまみにぴったりとかで・・・・お代わりをする、
夕食後は部屋の中を見学する、凄い部屋が沢山ある、こんなに大金持ちがいる反面、
物乞いの人も多い、複雑な心境
9時半にホテルに帰る、