11日目(5月1日)ブハラ〜列車〜サマルカンド

 6時に起きて朝食後、ホテルの周辺を歩いてみる、バラがきれい、今日この町を離れる
天気は晴天、この天気が良いのであろうか、心配していたムチウチの症状が出なくて、痛み止めの薬も
このウズベキスタンに入ってからは飲む事も無い、

 8時にホテルを出発、沢山の観光バスが同じように出発するので、ホテルの前は渋滞になる、
ブハラの市内から郊外へ、ブハラの近郊ガガン駅に8時半に到着、バスを降りて駅へ
駅は撮影禁止、警察官の姿が見え、待合室には人が少ない

 8時45分にホームへ、ホームでは列車の撮影はOKが出る、駅長さんは女性、
9時5分前に列車に乗り込む、車掌さんは若い女性と太った男性、中はコンパルメントになっていて
私たちのツアーが一両貸切状態、

ホーム 乗る列車 列車の内部と車掌

 9時、列車は何の合図もなく動き出している、日本の合図の笛の音を聞きなれていると、知らぬ間に
動いている列車にびっくりする事が多い、
早速、部屋の中に、貸し切り状態の為に一部屋1〜2名、男性陣は一部屋で皆で酒盛り、女性陣は
1〜2部屋に別れて、移り行く景色を見ながら雑談、

 沿道は砂漠地帯に湖が見えたりと・・・・・9時40分、一つ目の駅に停車、直ぐに出発
9時50分、二つ目の駅に停車、ぼんやりと窓の外を見ていると、動く小さな動物がいる
皆で大騒ぎをして写真を撮ろうとするがすばやい・・・・プレーリードックの様な砂ネズミ、

♪かわ〜る景色の面白さ〜♪    車内から

 10時20分、すれ違いの為に25分ほど停車、畑が在り、紫のジャガイモに良く似た花が咲いている
11時25分、鉄塔が沢山建っている、砂漠から草原に変わってきた
昼食の弁当を開く、中にはチーズサンド、チキンの焼いた物、等など・・・・・

 12時40分、緑豊なジャガイモ畑が広がる、そして直ぐに牧草地へと・・・・・
牧草の中には赤いポピーの花の群落が・・・その都度車内は歓声が沸き、カメラを持ってウロウロと・・
牛、馬、羊の姿が見える、3時、サマルカンドの駅に到着、6時間の列車の旅は終わる

牧草地にはポピーの群落が サマルカンド駅

 バスは空のままサマルカンドへ、駅から列車を降りるとバスが待っている、
40分ほど走ってメロス(職人工房)へ、先ずは見学、桑の皮で紙を作っているのを見る
日本だとコウゾの木を使うが、桑の皮で作る紙は丈夫であるが、色が黒い、これでは印刷には不向き
に思える、伝統を守っているだけでは、廃れてしまいそう、もう少し工夫をしたら・・・と思ったが・・・

 後は粘土細工と粘土細工に色付けする体験を・・・・粘土細工に挑戦するが難しい、
孫の方が上手く作りそうな作品になった、後日焼いてもらい、手元に届く事になる、
1時間半ほど、作品作りにかかる、5時職人工房を後にする

 市内へ入ると、途端に車が多くなる、今日泊まるホテルの近くにあるグル・エミル廟に付く
ここはサマルカンドの父、チムール一族の眠る廟、バスを降りるとすぐに青いドームが目に入る
しかし、ドームの上には草は生えている、如何して?・・・・・・

グル・エミル廟 草が生えたドーム グル・エミル廟の内部

 ガイドの説明によるとタイルの隙間に鳥たちが糞をして糞の中に入っている植物の種が目を出した
との事・・・・自然の驚異?・・・・・・
中に入ると棺が並んでいる、その棺を囲む部屋は一面黄金の装飾、とてもきれい、

 本当のお墓は地下にあると言うので希望者は地下のお墓を見学する、私は狭い所は苦手、パス
素晴らしい場所であるが、中庭には相変わらずのお土産店、この店の人たちは場所代を払って
店を出しているとの事、そうなると場所代だけでも稼がなくてはいけないので、躍起になって
売ろうとしているのかな?・・・・・・・・・

 6時、直ぐ近くにある「アブラシャブパレス」に到着、ここも大きなホテル、
部屋に入ると、丁度夕日が沈むのが見える、明日も良い天気かな〜
夕食はホテルでビュッフェ