(財)がんの子供を守る会 東海支部 本文へジャンプ
活動の思い


 (財)がんの子供を守る会は、40数年前、小児がんで愛児を奪われた親たちが、自分たちと同じ苦しみを繰り返すことのない世の中を作りたいという願いのもとに、各方面の理解と協力を得て、昭和43(1968)年に設立された公益財団法人であります。

 何よりも、子どもにがんがあるということを周知せしめるとともに、専門医の情報を提供するというようなことを始めとする、小児がんをめぐる困難や悩みに対する専門のソーシャルワーカーによる相談事業、医療者に対し小児がん治療研究を助成する事業、経済困難な小児がん治療中の家族に対する療養援助事業、更には、慢性疾患児の家族のための宿泊施設の運営、同じ疾患児をもった同志や子どもを亡くした家族同志の交流会の開催等々、幅広い事業を行っております。

 また、昨今は、小児がんを患った子どもたちが、自助、自立するための援助も重要なテーマになってきております。(財)がんの子供を守る会といたしましては、多くの方々の援助を得て、これらの新しいニーズにも応えるよう、時宜を得た各種事業の充実に努めて参る所存であります。

                           公益財団法人がんの子どもを守る会 理事長 山下公輔