□凍れる月□





秋の色濃くなってくる10月半ば…。
童実野町の朝も夏の名残がなくなり、木枯らしが吹く季節に移ろってきた朝の7時。
会社に出勤する人達に紛れて、二人は歩いていた。
一人は長身で、その隣に歩いている方は背がかなり低い。
長身の男の手には、センスの良い薄型のジュラルミンケース。
もう一人は、なめし皮の品の良い、ライトブラウンの鞄。

──そして、二人のスーツの襟元には『KC』のバッジが光っていた。

二人が歩いて行く先には『海馬コーポレーション』がある。
その社員なのだろう。





「あ〜あ…今日も残業決定だぁ…」

隣を歩く友人が、がっくりと肩を落とし、疲れた様にぶやいた。

「しょうがないよ、城之内君。ボクたちの作ってるソフトが完成するまで頑張ろうよ!」

微笑みながら、親友を励ます。
が、しばらくして立ち止まり、城之内の今日の出で立ちをまじまじと眺める。

「─どーした?遊戯。」

突然歩みを止めた親友を、心配そうに覗き込む。
すると、突然ふふっと、友を見ながら苦笑する、遊戯。

城之内はダークネイビー、自分はグレーの三つボタンのスーツを着ての出社だ。
まぁ、社会人になれば当たり前のような事だけれど…。
でも…考えもしなかった。
自分が社会人に…しかも、海馬コーポレーションに就職するだなんて、これっぽっちも考えてなかったのだ。

「それにしても、入社してから、もう三年かぁ〜…」

遊戯にあわせてふいに立ち止また城之内は、感慨深げに空を見上げる。
ソレにつられるようにして、自分も同じ様に見上げてみた。

空は、秋特有の青く高い、そして雲一つない快晴。
鳥も寒くなってきた大空で気持ち良さそうに舞っている。


「─そうだね…。城之内君…。」


遊戯の胸のに、城之内の言葉が、突き刺さった。
青空を見つめる瞳の奥には、まだ、哀しみが色濃く残っている…。


(…まだ、あれから『四年』しかたってないんだ……)




城之内と遊戯は、童実野町高校を卒業と共に海馬コーポレーションに就職した。
遊戯は海馬にデュエルの腕を認められ、海馬コーポレーション専属のデュエリストとして…。
また、城之内も遊戯と同じく、デュエルの「運」を大きく左右するその強運さに…。
二人はデュエリストとして迎え入れられたのだった。
そして、仕事をこなして行くうちに遊戯は海馬直属のデュエルモンスターズ開発担当に抜擢され、城之内はそのその補佐兼、デュエルテスターとして、第一線で活躍してるのだった。


「…そう言えば、今日、ウチの部署に海馬が来るんだってよ。知ってたか?」

「えっ?」

突然話しかけられ、ビックリした遊戯は、城之内を仰ぎ見る。


「なんだ、しらねーのか。」


話しながら、城之内は歩き出した。
遊戯も一緒になり、隣を歩く。

「なんでも、辞令交付前に、本人にあって話をするらしいゼ!オレが社長に抜擢!な〜んて事になったらどうしよっかなぁ〜!!!」

かっかっかっ!と、左団扇状態で笑う城之内を、優しい目で見、そして苦笑まじりで一言…。

「──それは無いと思うけど…。」

「がくっ!」

大げさリアクションする城之内を横目に、左につけている腕時計を見ると、針は7時半を指していた。

「城之内君!早く行かないと!今日は少し早めの出勤でしょ?」

遊戯の言葉に、城之内も自分の腕時計を確認して、ギョッとする。

「ゲッ!やべっ!!!あいつ、遅刻とかうるせ〜んだよなぁ〜…ダチなら少しくらい見逃してくれても良いと思わねぇか?!」

苦笑しながら、遊戯は答えた。

「確かに海馬君は友達けれど、その前に僕らの会社の社長だから。仕方ないよ!さ!行こう!!!」


二人は目前に見えてきた、海馬コーポレーションの玄関口を目指して走って行った。










童実野町に建つ、海馬コーポレーション本社。
海馬コーポレーションは戦時中の「海馬重機工業」から発展したものであり、海馬瀬人の先代、海馬剛三郎の世代までは悪評が高かった。
だが、突然の剛三郎の死により、瀬人がその社長の座を引き継いだ。
──剛三郎の犯した罪も一緒に。

先代の犯した罪…。
それは、内戦の続く国々の反政府派や、その国の政府に、海馬で開発した重火器の補充・資金援助をしていたのだった。

では、それは何の為にか?

──無論、海馬の私腹を肥やす為に…。
試作段階の生物兵器や重火器のテストをその内戦により何度も繰り返し、より完璧な殺人兵器を作り出して行った。

さらに、養子である瀬人の開発していたフォーメーションシステムですら、軍事用に開発して売りさばいてしまったのだ。
その事実に憤慨した瀬人は、海馬の社長の座を席巻した。

瀬人が海馬の実権を掌握した事により、社の指針を180度変え、ゲーム・クリエイティブに進出し、兼ねてからの瀬人の夢であった「海馬ランド計画」を進め出した。


そして、昨年から瀬人が根回しをしていた「ニューヨーク海馬ランド計画」が、今年から本軌道に乗り始めるのだ。



──今日は、それにあたっての人員選考した上で、人事移動を瀬人が本人に伝える日なのだった。











遊戯たちが自分たちの部署についた頃には、もう既にみな揃っており、後はこの二人が出社するのを待つばかりであった。
そして、それぞれのデスクで既に仕事の準備を始めている。
デュエルモンスターズ開発室の扉が、音も無く軽やかに開く。

「オッス!」
「みんな、おはよう。」

遊戯たちがデスクにつくと同時に、一人の部下が手に資料と思しき紙の束を持ってきた。

「部長、昨日のシステムテストの結果が上がってきました。一度目通ししてください。」

一人の部下が持ってきた資料を受け取りながら、自分のデスクのパソコンを起動させるが、何故か機動しない…。

(故障かな…?)

取り合えずパソコンはそのままにおき、遊戯は部下の持ってきた書類に目を通す。
その目は、真剣そのもので…。

「…今日絞め切りのだね…。この、『システム操作』の項目と、『システムの耐障害性』の項目がまだテスト不足だと思うよ。もう一度テストしなおして。きっと次はきっちりとした結果が出るはずだから。そうだね…RADをもう一度洗い直してご覧。多分そのあたりだと思うから。」

遊戯に指示されたその社員は、すぐさまプロジェクトチームを呼び、部屋を飛び出して行った。


しかし…。

「なんだろう…。」


パソコンが動かないのでは、朝イチで仕事が出来ない…。

「これは、困った…。」

隣同士である城之内のパソコンは正常に動いているのに、自分のだけ何故動かないのか?
自分なりに分析してみる。

(…パソコンの起動ボタンでもある指紋検知は正常だし…電源も供給されている…。)

なんでだろうと、悩んでいる内に出入り口のドアが開き、海馬が現れた。
長身に似合う、白い上品なダブルのスーツ。
まるでモデルのようだ。
海馬が歩くたびに翻るジャケットも、まるで計算し尽くされたようにも見える…。

「おう!海馬!」

「おはようございます、瀬人社長。」

遊戯も城之内も椅子から立ち上がると、海馬の方を向いて出迎えた。


「挨拶はいい。」


海馬はまっすぐ遊戯の所までくると、その、意志の揺るがない瞳を見つめる。
遊戯は何も言わずにただ見てくる海馬を不審に思い、言葉を発した。


「あの…ボクに何か…御用ですか?」


フッと遊戯から視線を逸らし、デスクのパソコンに目をやった。
パソコンが立ち上がらないのは、当然だった。
何しろ海馬自身が昨夜の内に社内にある全てのパソコンを操作して、人事移動される者のパソコンを既に新たな部署にセットアップされるようにしてしまったのだ。



──それは当然として遊戯のパソコンも…。



「遊戯。今日付けでお前はオレの秘書も担当して貰う。開発担当としての仕事も担って欲しい。そして、海馬ランドの計画にも携わって貰う事にもなる。」

そして視線をもう一度遊戯に戻し、続けた。

「──来い、遊戯。今日からお前のデスクはこっちだ。」

突然の事で困惑する遊戯…。
だが、海馬の起した人事移動ならば、何かしらの意図は必ずある…。

遊戯は鞄を抱えると、海馬をスッと見据えた。
その顔は凛々しく、立ち向かう者の瞳…。

「解りました。……社長の指示に従います。」

隣で立っている城之内を振り返える。

「城之内君…。後は…」

城之内はガッツポーズをとると、ウインクして見せた。

「行けよ、遊戯!こっちは心配すんなって!!!」

城之内の心遣いに、遊戯は躊躇わずに頷く。

「──うん!」
(ありがとう、城之内君…。)

「──フン…。」

海馬はソレを横目で流し、開発部を出て行く。

「…じゃぁ。落ち着いたら社内メールするから。」

「おぅ!」

城之内の言葉に、微笑みながら自分の鞄を手に、海馬の後をついて行った。


「頑張れよ!遊戯!!!」


背中に声援を受けた遊戯は、振り向かずに右手でサムズアップし、開発室を出て行った。
閉じられた扉を見続けながら、城之内は辛そうな表情をした。

(遊戯…お前、まだ………。)


「忘れられないんだな。…アイツの事…。」

城之内の言葉に、返って来るものは無かった。












海馬の後に、何事も無くついてゆく遊戯だが、内心はドキドキしていた。

(…本当に秘書にするつもりなのかな。)

秘書と言っても、海馬には既に優秀な秘書が男女共についている筈なのだ。
遊戯には秘書業務の経験が無いし、第一自分はデュエリストとしての能力を海馬に買われたに過ぎないのだ。
ならば、何故その自分に畑違いの仕事まで手を出させようとしているのか、海馬の真意は知れない。


確かに、いま歩いている廊下は社長室へと繋がる廊下ではあるが…。
そして海馬の行く先。
今自分たちが歩いているルートは…。


(──秘書室を通らないルートだ。)


「遊戯。」


突然海馬に名前を呼ばれて、肩をビクリとさせ、全身が強張る。
海馬と二人だけになると、過剰に意識をしてしまうのだ。

以前の、あの時を思い出してしまう。
海馬にされた事を…。




あれは、遊戯が海馬コーポレーションに入社して間も無い頃。
夜遅くまでデュエルテストを繰り返していた時、ふいに海馬に社長室の呼ばれた。

そして…。
アテムの事を…どうしてアテムが存在したのかを聞かれたのだ。
あの闘いの儀を一緒に見ていた筈の海馬は、あの光景を信じてはいないなかった。
だから、時間の取れたときに詳しく聞くつもりだったのだろう。



だが遊戯としては、それを聞かれたくはなかった。



何故ならば…。
遊戯の心の傷は、癒えていなかったから…。



闘いの儀でアテムを打ち負かした事により、彼の魂を冥界へと追い遣ってしまったのだ。
心の中では、ずっと一緒にいたかったのに…。
でも、アテムが願った事を…自分のエゴで縛り付けたくはなかった。

大切だった…。
彼の存在を…一番に理解し、助け合い、魂の奥底で繋がれていたから…。
本当に、大好きだったから…。


──だからこそ。


彼の意志を通してあげたかったのだ。
彼の好きなように…。
常に自分の体の中に縛られていた彼。
何度「もう一つ体ががあれば」と考えたか…。



その、己の意見を…想いを、最後まで出さずにいた。
自分の事などで、アテムを縛りたくは無かったから。


自分の意見は、きっと彼の邪魔になる…。
ずっと、そう思っていた。
自分にも一生懸命そう言い聞かせて。
それは今も変わらない。
だから、あれで良かったのだ…。




その、今まで誰にも言わなかった事までも…。
心の奥底まで、海馬にことごとく暴かれてしまった。
ソレがどれだけ苦しかったか…。
自分の中の一番開けて欲しく無い心の扉を、こじ開けられたまま話しを続けられたのだ。
海馬との会話中、涙が途切れる事は無かった。



話しの最後の方なんて、もう、自分で何を言っていたのかさえも、覚えていない…。




───ただ…。




海馬に優しく抱きしめられながら、すがりついて泣いていた事は覚えていた。
泣きじゃくる自分の背を、優しくなだめながら…。
自分に対して何かを呟いていた。
何を言われていたのか覚えていないが、その海馬の言葉にとても落ち着いて…今まで張り詰めていた緊張がほぐれたのか、海馬の胸の中で気を失ってしまったのだった。





それからだろうか。
海馬が自分に対して、以前よりも優しい瞳で見つめてくるようになったのは…。
まぁ、睨まれるよりはよっぽどマシなのだが、ただ、一つだけ困った事がある。


それは、仕事中にも関係無く、自分を社長室に呼ぶ事…。


遊戯が社長室に訪れると海馬は何も言わず、目の前に来ると苦しそうな表情をし、静かに抱きしめるのだ。
いつもは…他の社員の前では絶対に見せない、見ているこちらの胸が苦しくなるようなその悲しげな瞳に、遊戯もなにも聞けなくなるのだった。











「…遊戯…?」


気が付くと、海馬が目の前で立ち止まって、こちらを降りかえっていた。
不安そうな目で…。

遊戯は慌てて、言葉を返す。


「…済みません社長。なんでしょうか?」


遊戯の瞳は、普段のものになっていた。


「いや…」


社長室に向かって、再び海馬は歩き出した。












「今日からは、俺の隣で働いてもらう。いいな?」

硝子張りの社長室は、何度入っても居心地が悪い…。
フロアが広く、日の光も直に届く様に配慮されているぶんには良いのだが、いかんせん、目の前では海馬の秘書たちが既に業務を始めているのだ。

(…なんか、硝子ケースに入ってるみたい…。)

そんな遊戯にはお構いなしの海馬は、いつものとおりにしている。

(海馬君…。慣れてるのかな…?)

──遊戯はまだ、この硝子が偏光硝子とは知らない。
その事実を知るのはしばらく後になるのだが…。



海馬のデスクの隣に同じくらいの大きさのデスクが、くの字に並んでいる。
そして、その遊戯の机上のパソコンの画面は、前の部署の物と比べると、多少なり大きかった。



「あの…。本当にボクを秘書として…?」


遊戯の不安そうな瞳を見つめ、しばらくして、優しく語りかけた。


「遊戯。……オレの片翼になれ。」

(オレには、お前の存在が必要なのだ…。)


「それとも、オレの傍らにいるのは、嫌か?」

海馬の優しげな瞳に見つめられ、遊戯は戸惑っていた。

だが、海馬の瞳に捕らわれたまま返事を返す…。



「…御命令どおり、ボクは……貴方の指示に、従います…。」



遊戯の言葉を聞いて、海馬は胸を撫で下ろした。
何故ならば…。
遊戯を手元に…己の目の届く所に置いておきたかったのだ。

──理由など、無い…。

本能的なものかもしれない…。

ただ、隣にいて、笑っていてくれたら…。

…そういう想いがあったのかも知れない。

だが、アテムとの事を強引に聞き出して、遊戯を泣かせてしまったと言う事実が、心の中で引っかかっていて…。




ただ『手元に置きたい』のではなく……本当は…。




(俺は何を考えているのだ…?)


今、考えていた事を払拭するかのように、海馬は自分のデスクにつき、パソコンを立ち上げて昨日まで仕上げた所から再びスクリプトを組み始めた。

「遊戯。お前のパソコンも立ち上げてみろ。」

仕事を始めている海馬に促されて、遊戯は恐る恐るパソコンの起動スイッチを押した。
すぐに立ちあがると、パスワードを入力する項目が現れた。

「社長、この、パスワードとは…?」

以前使っていたパソコンにはパスワード入力は必要無かったのだが…。


「コレからはお前も気密事項を色々と取り扱ってもらう事になる。自分以外の人間が使う事が容易に出来ないようにする為に、パスワードを組み込んだのだ。…遊戯、『icy moon』と入力してみろ。」

自分の与えられた新しいデスクに付き、早速パスワードを入力する。
エンターキーを押して直ぐに、自分の写真と名前と所属が表示され、更に、もう一度起動ボタンに左の薬指を置くように表示された。

「…これは…?」

不思議そうに遊戯は海馬に振り向いた。

「パスワードは、ハッキングで介入された時に書き変えられてしまう事があるが、指紋まではハッキングできまい。──要は二重の鍵と言う所だ。」

海馬の言葉に素直に感心するその一方で、深い不安に襲われる。

これだけ凄いシステムを駆使してまで、立ち上げを厳重にすると言う事は、海馬コーポレーションの中枢のデータを自分が管理すると言う事なのだろう。
果たして、その管理が自分にできるかどうか…。




(やっぱり、ボクなんかじゃ…。)




「…あ…あの、社長……。」

不安になって海馬を呼ぶと、その不安な心を察してか、作業していた手を止めて遊戯の後へ付いた。

「臆するな。たかがデータだ。お前にデータの全てを任せるとは言っていない…。」

それに…。

「遊戯。お前は自分の事を過小評価し過ぎだ。自分の事を何故もっと信じてやれんのだ?お前の能力ならば俺の片翼に充分なり得るのだ。」

遊戯の肩に、ポン、と左手を置いて続ける。

「俺は、お前なら出来ると信じている。」

海馬の言葉に、遊戯は振り返えると、彼は真摯な目で起動画面を見つめていた。



「臆するな、遊戯。──俺も側にいる…。」



その言葉に背中を押された感じがした。

(そうだ…ボクは、独りじゃない…。)

画面に向きなおし、パソコンの起動ボタンに左の薬指を置く。
すると又、画面が変わり、今度の画面は立ちあがった事を知らせていた。

「…覚えればそんなに難しい事ではない。独りで考え込むな…。」

そう言いながら、遊戯から離れ、自分のデスクに着くと、遊戯の仕事内容を話し出した。

「取り合えず今日から俺と行動を共にしてもらう。」

アレと、思った。

「社長…モクバ副社長はどちらへ…?」

「──モクバはハワイ支店へ行ってもいる。世界中から一番アクセスしやすいのがハワイだからな。時間、データ送信に掛かる処理速度。…その他もろもろに関し、あの場が一番最適だからな。モクバはあちら側で色々とやってもらっている。明日あたりには帰ってくるが、その翌日から一緒にハワイに飛ぶからな。」

さらりと言ってのける海馬に、遊戯は目を丸くする。
そして、告げた。

「遊戯、パスポートは持っているだろう?ならば、問題無い。」

突然の事で何も言えない遊戯に、追い討ちをかけた。

「…今日は、丸一日かけて、データ―ベースとトランザクション処理についての勉強だ。安心しろ。俺が付きっきりで教えてやる。…覚悟しておけ。」

ナンだか恐怖の授業が始まるようだ。
(…秘書じゃないの?!)



遊戯の思う所は外れていたのだった。







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05'11/6 18:05s


□凍れる月□(1)
さて、再アップしなおしてみました。中々時間が取れなくて、海馬君の誕生日過ぎての再アップ…(´Д`)アウゥ…
長々と続いていますが、まだ続きます…<(_ _)>゛ゴメンナサイ
長い連載になってしまいそうですが、お付き合いいただけると幸いです…(泣)