私の世界観

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目 次 蛞蝓(なめくじ)の先は見えねど跡残す     作者不詳
振り返れば、短くてお粗末な足跡です。小生、脱皮と変態しないままのアオムシです。
1,”受”の巻  「おやぁ?!」と思って、何かを感じ人生の思わぬ課題となったこと。
 意外なほどに、その発端は単純なこと。

 そして、里山の”風土”→ 山と巨石信仰。
2,”想”の巻

 
リンクの窓で
 いろいろと想い巡らし、悩んだり喜んだり、心を打ち感動したこと。
 釈迦:人間的に見る
 イエス:人間的に見る
 玄奘三蔵:人間的に見る
 空海:人間的に見る 
 白隠禅師の画とダルマ
3,”行”の巻

 リンクの窓で
 及ばずながら、非才ながら、ともかくやって見たこと・みたいこと。

 私の読書遍歴
 ささやかな挑戦
 至道無難禅師の影を探る
4,”識”の巻


 リンクの窓で
 身の程を思い知った、我が身の足跡のこと。調べたこと。

 宇宙の誕生:M-理論のあらまし & ポアンカレ予想の証明
 原子の発生
    そして生命の歴史
 星の誕生とブラックホール
 地球の誕生について
 人間の脳: 記憶とは・・
 人間の脳: 分裂症とは
 人間の脳: 男性と女性について
    脳と進化: 女性男性について
 日本人のルーツを辿る
 愛知県豊田市を中心に見た歴史 〜 999年
10  大化の改新への序奏曲:入鹿暗殺
11  愛知県豊田市を中心に見た歴史 〜 1699年
12  愛知県豊田市を中心に見た歴史 1700年 〜
13  宇宙の未来について
 ◇ 意外な場所への親子旅:高野山・・・愉しかった!!(写真でご紹介)
  では、ご案内します。
         
       



1.”受”の巻                  

私に、大層な世界観があり、佛教観が有ればよいが、
求めたが、しかし
残念ながらそんなモノはない。

  私は子供の頃、不思議でならない『課題』を
祖父母から与えられた。 ・・・・・。
ず〜と、こころに引っかかって離れなかった。
それは、祖母がくれた一つの言葉だった。

子供の頃、祖父の欠かさない日課は、
毎日、朝夕仏壇の前に座っての読経であった。
私もそれに付き合わされた。正座させられて、・・・
これは子供の私にはつらい日課であった。
(祖父の都合により、祖母がお勤めをすることもあった。)

読経(どきょう)する祖父の後ろ姿を見て、「早く終了しないか?!」等と思いながら、
その間、仏壇の扉に描かれた絵を見て
勝手な物語を想像したり、或いは
天井の板の木目を凝視して、やはり風景や動物等を連想して、
脚の痛さを紛
(まぎ)らわした。
・・・。
小学校5年生になって・・・・。祖父は脳溢血
(のういっけつ)で倒れ、
ほどなくして逝った。




 
祖父は、日常、寡黙・無口だった。
それだけに、祖父の言葉には重みがあった。

 そんな祖父が、やがて逝った。

多くの大切なことを、小生に伝えて、やがて逝った

子供の私のこころにしみ込む教えが沢山在った。
随分時が経過してから、私はそう思った。

 祖父が逝って、それからは、
 もっぱら、朝夕の読経は、祖母に変わった。
それは、また、毎日欠かされることはなかった。
従って、
 小生の仏間での態度も変わらなく続いた。

  一心に読経する祖母には、
  真後ろで正座して手を合わす、
小生のこころまでは見えまい。・・・・等と思いながら、

  きょろきょろと落ち着かず、終わるのを待ったものだ。
  子供の私には、実に、至極
(しごく)退屈であった。

    ・・・・・。その間、
     後ろに座る小生は成長して,座高が高くなった。
       だが、前に座して読経する祖母は老いて、
         読経の声がか細くなった。

その上、目の前の祖母の背は前屈みになり縮んでいった。

後ろの私は、少々、いつの間にか見下ろす格好となった。
  子供ごころに”侘
(わ)びしさ”を感じた。そんなことも記憶にある。

   そう言えば・・・。
  高校時代、聖書を手にしている私に、祖母は
悲しそうに真顔
(まがお)で叱りつけた。
今でもその時の顔を思い出す。
浄土真宗
(じょうどしんしゅう)以外は、受け付けなかったのだ。
嫁した娘
(小生の叔母)が、他の宗派に変えた日以来、
激怒
(げきど)して、顔も合わせなかったほどであった。
それは、祖母が死ぬまで変わらなかった。

しかし、小生は祖母には内緒
(ないしょ)で、新興(しんこう)宗教のものまで読んだ。
必死に、自分探しを続けた。

そんな、青年期の苦しいさを”ス〜ッ”と解きほぐしてくれたのは、
祖母だった。
何でもないときの、何でもないことをしているときの、
祖母の言葉であった。
祖母の独り言のような一言だった。
その言葉が、何故か、今、思い出せないのだ・・。
びっくりするほどに何でもない・・、
そんな言葉だった。
青年期の苦しみがスッと拭い去られたのであった。

さて、
  しばらく、大学に進んだ間、仏壇前のお付き合いは途絶
(とだ)えた。

   『大学なんぞに行けば、利口馬鹿になる!』と、
           家中の者から反対された。が、・・・・、
     下宿しての大学生活を始めたからだった。
   親は、「普通高校に進学させればきっと大学に行き、結果、家に居ない。」
  と、小生を農業高校の定時制に進学させた。

   内緒に努力して、無断で受験し大学に合格した。
    親は、十分な仕送りをしてくれなかった。

  やがて、祖母も倒れた。
   しかし、床の中で読経は相変わらずに続けられた。
  それは、死の当日まで続いた。


   忘れられないことがある。

  祖父には言えなかったが、祖母には甘えられた。
  ある日、こんなことを読経の最中に聞いてみた。
(さ〜て、何歳の頃であったか・・・?)



  『何で毎日こんなことをするの?』 ・・・。         
読経は続く。私は、繰り返し聞いた。
しかし、読経は続けられた。
  『仏さんは、偉いの?』と、二度・三度と問いかけたとき、祖母は、
息継ぎの合間に,早口で応えた。

  『トオトイんじゃ!』 ・・・  尊いと言う言葉・・・。

  初めて聞いた言葉であった。

後ろから祖母の体を揺すぶるのを、思わず止めた。

  ???? 意味が分からなかった。
  それ以上、聞いても答えてくれなかった。



  当時の私には難解
(なんかい)な・・・ 『トオトイ』モノが、
祖父と祖母を、
そして孫の私を、
毎日、朝夕,
仏壇の前に正座をさせたのであった。

  ・・・。以来・・・・・、

不思議でならない”とおとい”なる言葉が『課題』となった。

それが私のこころに留(とど)まり続けた。
  
子供ごころに、私は、『トオトイひとに成りたい』
  ひそかに・・・そう思った。
何故
(なぜ)かそう思った。



 少々変わり者であっただろうか?

私は、青年時代から宗教に関する本を好んで読んだ。

Link 里山の”風土” 山と巨石信仰

     2."想”の巻                    

 TV講座「こころの時代」等を参考に、まとめたものです。

「人間的な」面をいとも簡単に、浅学な小生が記述すると言うことは、
この上なく”不遜”ではあろう。が、しかし、

実在した偉大な指導者として、TVで解説されたものをまとめたので、
興味ある方々にご笑覧いただければ幸いです。

また、孔子(儒教)についてもまとめるつもりです。

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 釈迦:人間的に見る
 イエス:人間的に見る
 玄奘三蔵:人間的に見る
 空海:人間的に見る
 白隠禅師の画とダルマ

3.”行”の巻                 
 
青年期は、特に、悩みは大きかった。誰もが通る関門(かんもん)である。
そんな青年期の若者を相手にする教師という仕事は、
苦しみと哀しみがひとしおであるが、しかし、やり甲斐
(がい)も多かった。
 とても多くの思い出と多くの教訓を,
その時々に、生徒達が与えてくれた。

 勿論
(もちろん)、生徒を育てる意気込みで熱中したが、・・・、
振り返れば生徒に育てられた。
 その間の読書遍歴
(へんれき)と、定年後の生き方について、
以下にお示ししました。

 お恥ずかしいが・・・・、
生来非才な身、どこまで理解し得たかは定かではない。
 ・・が、ご笑覧を賜
(たま)れば幸甚(こうじん)です。

 定年後は、育んでくれた里山の風土に恩返しをするつもりです。
ささやかな挑戦
(ちょうせん)です。
さてさて、・・どこまで出来るか??
・・・、そこが小生に与えられたロマン。

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 私の読書遍歴   
 ささやかな挑戦
 至道無難禅師の影を探る



4.”識”の巻                   

 
『般若心経』に曰く、

深く行ずれば”受”・”想”・”行”・”識”を『空』と観ずることができるという。
これが、”般若波羅密多
(はんにゃはらみった)”の智恵(ちえ)だという。

長時間掛けてまとめました。
しかし、生来非才な凡夫
(ぼんぷ)の作業です。
仏教哲学を論ずる資格も能力もありません。

 そこで、我が地方の神社仏閣・歴史を辿
(たど)ったモノを・・・・・。

 『般若心経』に、”空であって色”でもある。「在っても無い。
無いようだが実は有る」とあった。
そんなささやかなモノです。
そんな軽い気持ちで、ご覧下されば幸甚です。

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 宇宙の誕生:M-理論のあらまし&ポアンカレ予想の証明
 原子の発生
     そして いのち
3  星の誕生とブラックホール
  地球の誕生について
  人間の脳:記憶とは
   同 : 分裂症とは
   同 : 男性と女性について
    脳と進化: 女性と男性について
 日本人のルーツを辿る
 愛知県豊田市を中心に見た歴史 〜 500年
10  愛知県豊田市を中心に見た歴史 500年〜 999
11  大化の改新への序奏曲:入鹿暗殺
12   愛知県豊田市を中心に見た歴史 1000年〜1300
13   愛知県豊田市を中心に見た歴史 1301年〜1499
14   愛知県豊田市を中心に見た歴史 1500年〜1599
15  愛知県豊田市を中心に見た歴史 1600〜1699
16  愛知県豊田市を中心に見た歴史 1700年 〜
17   愛知県豊田市を中心に見た歴史 1800年 〜
18
 愛知県豊田市を中心に見た歴史  1900年〜
19
 宇 宙 の 未 来 に つ い て




          

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