宇宙の未来
編集・管理人: 本 田 哲 康(苦縁讃)
    
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未来の宇宙こと
  宇宙の未来: 科学的な方法によって宇宙の運命を予測した!!
☆ 教会の天井画に未来を描く ・・・・・それは1,000年以上も前のもの。 「聖書の黙示録」であった。
1,000年も前の予言 イタリア ローマ郊外のアナーニ聖堂の天井画に表された”黙示録”であった。
アナーニ聖堂の天井画に
聖ヨハネによる

聖書の黙示録」
描かれている。
内容: それは、この地上に災いがもたらされている状況を示す絵であった。
そのあらすじは、・・・・
   魔物の出現            
     天空の異変          
    無数の星が
 地球に降り注ぐ
 
       
        大地の破壊       
          夜空の
星の消滅
 
   
             暗黒に
包まれて
 
               やがて
宇宙の終わりがやってくる

           ・・と、言う筋書きであった。
科学の分析の結果、
再び注目される。
聖書の黙示録」は、最近の科学的な分析の結果、再び注目されるようになったのだ!
 
☆ 科学的に見た、この宇宙の様子について
 1 宇宙空間は拡がっている。
 最近になって分析の結果、再び注目される。  「聖書の黙示録」が、科学の分析の結果、再び注目されるようになった。
科学的な分析 
○ カリフォルニア大学   
アメリカサンタ・クルーズのラフリン博士は、
「 ビックバン→星の誕生→銀河の誕生→46億年前の太陽系誕生」と、そして、その後に40億年をかけて高度な文化が誕生した様子を『宇宙年表』を作成して検証した。
○ 米ローレンス・バークレイ
国立研究所
 
  ソール・パールミュッター博士は、「宇宙はダイナミックに変化している。」現実を観測した。
◇ 宇宙空間は拡がっている?!・・・この事実は、70年以上前の観測によって確かめられている。(ハッブル博士は言う。)

  この太陽系を擁する宇宙は、137億年前のビッグバンによって生まれ、爆発の瞬間以降そのエネルギーで拡散し続けている。・・                              ・・・と、言うことである。
  
しかし、拡散し続けて、・・・・その後は一体どうなるのであろうか?
 
 2 拡がって・・・、そしてどうなる?!
引力の影響によって、この拡散・膨張はくい止められ・・・・そして、いずれ収縮するのであろうか?
超新星の観測

によれば・・
 超新星の爆発時は、太陽の百億倍の輝きにもなる。この爆発後の動きを、以前の10倍以上の性能の新型の望遠鏡を使用して観測し、コンピュータプログラムで解析してみた。
 100個の超新星のデータを基に解析した結果、
宇宙の拡散は急激に加速していることを確認できたのである。
  従って、この宇宙は拡散し続けて、・・・・・引力によって収縮してはいなかったことを発見し、確認したのである。
○ アインシュタインは 

予言していた:
 実は、 『未知の力によって加速して拡散する。』と、宇宙の拡散についてアインシュタイン博士は予言していた。 (宇宙方程式)
 最初、彼の計算では、「引力によって再び収斂し、やがてつぶれてしまうのでは・・・・??」となった。しかし、、彼は、その後に宇宙方程式に「宇宙定数」を付け加え(拡散する理論)とした。・・・・・。その後、彼、アインシュタインは、何故かこれを撤回してしまっていた。  ??!
マックレイ博士:
謎のエネルギー究明:
真空のエネルギー
謎のエネルギー究明。 マックレイ博士は、真空のエネルギーを証明した。(ソール・パールミュッター)
 マックレイ博士は、真空中における直径50ミクロンの玉に及ぼす影響について検証した結果、この微細な玉が真空のエネルギーによって、金属板を押さえ込まれていく・・・・・・→すなわち、金属板の方にに動いていくことを確かめた。
インフレーション理論

完全な真空、

でも、

この中から粒子が現れて
・・・

東京大学 佐藤教授(真空のエネルギーを宇宙論に導入した最初の科学者である)によれば:

@ 針の大きさ程の宇宙が、急激に巨大に膨張し、これが熱エネルギーに変化しビッグバンを起こした。
   (さて、ビッグバンとは)
A このときに、すべてが熱エネルギーに変化せず、わずかに残った真空のエネルギーが、この中から粒子を放出したと思われる。これがビッグバン。
B 宇宙の膨張で、このエネルギーは増加し
C それが、宇宙を押し広げるエネルギーとなっている。 ・・・・・・と言うのだ。
 
 3 この宇宙は、大海に浮かぶ小島のように孤立しているのである。
 (1) この宇宙・・・そして地球
 我々の宇宙。ここには無数(数千億個)の銀河がある。無数の銀河の一つだ。その片隅に太陽という星が燃えている。
 この星「太陽」の周りを一定の周期で回る星々・・・・。その中に地球もある。

 
地球には生命が宿っている。奇跡の生命である。地球軌道の内側に金星という大きな星がある。これが太陽から降り注ぐ紫外線から地球の生命を守る日傘の役割をしている。

 
また、地球軌道の外側には、やはり地球より大きな星・「木星」や「土星」が回り、宇宙から降り注ぐ沢山の塵や隕石を、地球に届く前に受け止める役割をしている。

 
不思議なハーモニーを奏でるこの太陽系。
 この奇跡の組み合わせが、生命を産み、そして進化させたのである。
この宇宙 無数の銀河 その中の一つの銀河に 無数の星・無数の太陽系のような惑星 それが、この太陽系
  注:隣の銀河がぼんやりと見える。それが天の川である。

 
この、我々を包むこの宇宙は、137億年前のビッグバンによって誕生した。爆発して拡散し続けている。
 およそ87億年の間に、星々ができたり燃え尽きたりをくり返しながら、やがて・・・、50億年前に太陽系(LINK)の形になった。46億年前には、地球も無数の星達のぶつかり合ってできた燃える星であった。 ・・・・。

 40億年前、地球が冷えて固まって、約2億年の間雨がすざまじく降り続けて、38億年前に海を作った。その後、盛り上がった部分が山となり・・・・・・、河もできた。

 
今でも、何処かで星は生まれ・・・、そして、星は燃え尽きたり、或いは、何処かで集まって・集まって、そして重くなってブラックホールを産んでいる。
                  Link  宇宙観測衛星の最新情報
 (2) さて、この宇宙。どうなるの?
チェン博士
プリンストン大学
プリンストン大学 チェン博士は、100万個の銀河を含む宇宙空間を調査した。
 その結果、これと同じ銀河空間は、将来、遠ざかって薄くなり、大海の中の小島のように孤立するという。
  注:・・・ず〜と、拡散し続けて、相互に「離ればなれにィ〜 ア なる定めよっ!」 ベン べべ〜ン♪ 〜 
 
 4 孤立した銀河の中で、生命はどうなるのであろうか?
 
 
他の無数にある銀河を探索したら、いくらかの確立できっと生命の存在も可能であろう。
 しかし、前述のとおり、この太陽系の惑星のハーモニーは、生命にとって奇跡的である。
 さて、我々の子孫達は一体どうなるのであろうか?

 
(1) 太陽の今後  ・・ 逃れようのない終末                 
 ◇ 太陽の運命は?
10億年後 水素が燃え尽きる。すると共に、膨れ上がって、体積が大きくなる。太陽系に影響を・・。
20億年後 体積が大きくなって地球に近づく。→地球の水が蒸発し干上がる。そして、やがて大地が溶ける。
 まるで、今の「金星」のような灼熱の地獄の世界と化す。
65億年後 太陽の表面積が、現在の百倍になって、水星を飲み込む。そして、更に燃焼し続けて・・・
70億年後 太陽は、最後に地球ほどの大きさの白色矮星になってしまう。星の残骸である。
星の最後の姿は、星の規模(大きさ)によりさまざまである。

 (2) 太陽の終末。そしてそれに対応した生命の行方について ・・ 諸説を紹介しましょう!
 すべての存在が、いつかは消滅する運命にある。
 太陽も、いつかは燃え尽きて、消滅する運命にある。

                             (国立天文台 縣 秀彦 教授による)
* 地球は46億年前に誕生し、太陽の周りを廻っている。太陽のエネルギーを受けて、生命体が存在。
* 太陽は、今後50億年で終末を迎えるのだ。
星間ガス(M16など)・・・・星の誕生
恒星の誕生
主系列星 ・・・ 水素を燃やして自ら輝く星となる。→ 太陽のように・・・。
赤色巨星
超新星爆発
 ○ 白色わい星に変身。(太陽の規模)
 ○ 燃え尽きて爆発、中性子星になる。(太陽より大きな星は)
 ○ 燃え尽きて爆発し、ブラックホールとなる。(巨大な星は・・)

 
 

@ 他の銀河へ飛行


リー・バレンタイン博士(アメリカ宇宙研究所):スペースコロニー説
注:ただいま、火星へ移住する計画を実施中である。30年後には、火星で宇宙服なしで生きられる。そんな環境に変えられるそうである。
 その方法は・・・・・:
 ○ 先ず、フロンガスを投入して、火星の温暖化。凍結した土中の水が出てきて、地球と同じ海ができる。
 ○ 細菌を投入して、CO
生成し温暖化。
 ○ 土中にアンモニア生成菌を・・・・。その後・・。
 ○ 植物植栽。酸素O
の生産。
 ○ 人の移住。   ・・・・と言う筋書きである。

A 遺伝子の操作
自らを改造

 ピエール・パルディ博士(カリフォルニア大学遺伝子工学情報センター)は、遺伝子の操作説である。
 遺伝子工学の脅威的な発展により、人間自らを、また、他の生物を改造して、特殊な形の生命を作出するという。
 脳や神経にコンピュータを組み込んで、コンピュータと人間の境目が曖昧(あいまい)になってゆく

B まったく新しい生命に

生まれ変わる。
 フリーマン・ダイソン博士(プリンストン高等研究所=彼は現代物理学の発展に主導的な役割を果たす)
 彼の説は、まったく新しい生命に生まれ変わると言うものである。
 それは、形を持たない生命で、空気や水を求めない生命であるという。

 それは、宇宙空間を漂いながら生きることができる。そして、電気を帯びたちりの粒が電磁気力で結びついた集合体のような生命体であるという。

 その生命体は、信号を伝える神経や筋肉に相当する組織を持ち、決まった形を持たない生命で、しかも生物として機能し物を考えることができる。
 そして、更に、自らを維持し、仲間を増やし環境の変化に対応する知的生命であるという説である。

?!

管理人の感想
注:フリーマン・ダイソン博士の説は、「宗教家の言う”霊魂”のようなものだ?!」と思った。
 少々常識とは異なる感想であるが、科学が進歩すればそれだけその分、宗教に近づいて行くような気がする。
 
 参考資料:
  
道元禅師 「正法眼像」 生死の巻より

「生より死にうつると心うるは、    
これあやまりなり。

生はひとときのくらいにて、   
すでにさきあり、のちあり。

かるがゆえに、仏法の中には、    
生すなわち不生という。

滅もひとときのくらいにて、  
又さきあり、のちあり。
これによりて、滅すなわち不滅という。

生というときには、生よりほかにものなく、
滅というときには、滅のほかにものなし。

かるがゆえに、生きたらばただこれ生、
滅きたらばこれ滅にむかいてつかうべし。

いとうことなかれ、ねがうことなかれ。
この生死はすなわち仏の御いのちなり。

これをいといすてんとすれば、
すなわち仏の御いのちをうしなわんとするなり。

これにとどまりて生死に著すれば、
これも仏のいのちをうしなうなり、
仏のありさまをとどむるなり。

いとうことなく、したうことなき、    
このときはじめて仏のこころにいる。
ただし、心をもてはかることなかれ、
ことばをもていうことなかれ。

ただわが身を心をもはなちわすれて、
仏のいえになげいれて、
仏のかたよりおこなわれて、
これにしたがいもてゆくとき、
ちからをもいれず、こころをもてついやさずして、
生死をはなれ、仏となる。
たれの人か、こころにとどこおるべき。」

管理人意訳('11.3.1):

 ひとは 「この世にいのちを得て、やがて死ぬ。
  (死んだならばそのまま消えて無くなる。)」と、
 心得る(思い込んでいるが)のは、これは誤りである。
  
 今、この世のいのちのいとなみは、ほんの一時のことであって、
この命には、過去から今に繋がる営みがあったのである。
 そして、(魂は)、また(つぎに)、どこかで生まれ代わるのだ。
 従って、「死」とは滅することではないのだ。不滅なのだ。

 (だが)生まれたときに、いのちが生じ、そのいのちを全うしようとし、
 死するときには、この世から姿を消す。疑いもなく、唯、消えていく。

 だからして、「生きていること」、これは疑うべくも無い「生」だ。
 死ねば、体と供に存在が消える。それもまた確かである。

 決して、「死」は厭うことではない。「もっと生きたい。」と、願わなくとも良い。
 「生」に執着することもない。
 「死」に遭遇したら、それをそのまま迎えればよい。
 「生」・「死」は、そのまま佛のご意志なのだ。

 「生」・「死」を、いやがり排除したいと思う心は、そのままそれは
佛のご意志を嫌いはね除けようとするようなモノなのだ。

 このような状態のまま、「生」・「死」に執着していると、
佛の御心を離れ、はみ出してしまうだろう。

 「生」・「死」の変換を厭
(いと)わず、何かと思案しないで
 (生・死に執着しないで居ると)、この時、初めて佛の懐
(ふところ)に包まれるのだ。
 唯、詮索(せんさく)するな。言葉で何かと思い惑うな。

 体も心も離れて、忘我し棄て去って、
 佛に身を預けて、佛に(賜ったご縁と思い)身を任せて、感謝してそのまま預けて、佛のご意志にまかせてしまうと、力みのない、
心労もない安心
(あんじん)の世界にひたりることができるのだ。

 「生」・「死」を忘れて(他力の世界)こそ・・・・・、「佛」の世界を垣間見ることができるのだ。(『如来』・『如去』だ。)

 
 誰も皆、心に碍
(さわり)りのない処にいることができよう。
 流麗玄妙なことはもちろん、無分別智の視点から観る世界がはっきりと分かる。=福岡正信より引用
=福岡正信 1913愛媛県生まれ。自然農法家。33年岐阜高農農学部卒。
 著書に『自然農法 わら一本の革命』『無T 神の革命』『無U 無の哲学』『無V 自然農法』『自然に帰る』『<自然>を生きる』 いずれも春秋社。など。
              
 5 銀河はどうなるのだろう?
(1)銀河の終わり
 銀河を埋め尽くしていた星は、やがて燃え尽きる。
 太陽よりずっと大きな星は、中星子星になり、重い重い星となる。引力が大きすぎて、すべてを吸い込む。次々に、近づいた星や星の残骸を飲み込む。

 光も吸い込んで、外に出さない。従って、見えない星「ブラックホール」となる。 
 やがて、宇宙はブラックホールだけに・・・・なる。

(2)星もなく銀河もない

暗黒の宇宙

 ブラックホールは、エネルギーを放出しながら、やがて爆発して消滅する。
 見えない暗黒の星「ブラックホール」は、相次いで爆発し、暗黒の宇宙となる。
 星もなく銀河もない暗黒の宇宙が遺る。


  
☆ 無数の銀河は、こうしてすべて無くなってゆく。そして『この世(宇宙)』は無くなる。・・・・と言う筋書きらしい。

     
   最初に、紹介されたイタリアのアナーニ聖堂教会の、天井画と符合することとなった。  
            
☆ 別の宇宙の存在誕生について
 1 無数に増殖
宇宙が無数に
発生する理論
スタンフォード大学 アンドレイ・リンデ博士:
 佐藤博士とともにインフレーション理論を打ち出し、無数の宇宙が誕生するという。

 自己増殖する宇宙・・真空のエネルギーがあちこちでインフレーションを起こして増殖するという理論である。
M-理論    リンクしています。ご覧下さい。
 
 2 別の宇宙に移動できるか?
アインシュタインの

予言

プリンストン大学(アメリカ・ニュージャージ州) チャーリー・ゴット博士によれば・・
 アインシュタインの予言のとおり、時空のゆがみによってできる一種のトンネル・「ワームホール」:まるで砂時計の中間のトンネルのようなものである。

 「宇宙と別の宇宙間に、このトンネル『ワームホール』ができている。」というのである。何らかの方法を工夫すれば、やがてこの宇宙から別の宇宙に、移動が可能になるであろうと、そんな夢の話に繋がる。


 
管理人の感想:『あの世』って、在るんだろうなぁ?!在ってほしいよなぁ!