管理人作成編パート3:(2003/01/13 up)
悩み事を持っていない人は存在しない
(2002/07/21 UP)
楽観的な人間・悲観的な人間。世の中には本当に色々な人達がいます。
そして、ちょっとつまずいただけで悩んだりする人も少なくないはずです。
そんな人達から見れば、いつも笑っていて楽観的な人達がどんなにうらやましいか。
私もあんな風に楽しく生きたい・・・そう思ってしまうでしょう。
でも、本当にその人達は悩みは無いのでしょうか?
実際はあるのでしょうね。というか、悩みを持たない人なんて・・・まずいないでしょう。
悩みの種類も、「人生の分岐点の選択」から「好きな人に振り向いて欲しい」といった悩み、
・・・友達とおしゃべり中に「おならが出そうだからどうしよう?(^_^;)」と言うのも悩みでしょうね。
悩みをどう解決するかは千差万別です。ひたすら考える。とにかく色々試して見る。
人に相談する。
無事に解決した時は問題無いのですが、自分の殻に閉じこもって解決策が見つからなく
その結果最悪の状態になる・・・こんな事は避けたいですね。
悩みも全く無いように見えて、いつも明るく楽しい人の方が逆に悩みを抱え込んでいるのかもしれません。
もしかしたら、そういう人達はかえって人に相談する事がなかなか出来ないんじゃないでしょうか?
もっとも、誰も見ていないところで一人苦しんでいる人を見分ける事は難しいのですが、
もし、見分ける事が出来たら、声をかけたいですね。
誰もがこのような道を通ってきて、・・・そうやって育ってきたと思います。
コップ一杯の水と一滴の毒
(2002/09/23 up)
例えば、評判の良い学校があったとします。生徒も優秀な人ばかりです。でもそんな中、
たった一人が万引きをしたとします。そうすると世間の評価はどうなるのでしょう?
そう、途端に「あの学校は犯罪をする学校」となります。たった一人が行った、たった1回の過ちで
その学校の全生徒の評価ががらっとかわるのです。そして、失われた信用は長い年月をかけないと修復できません。

この事から、「コップ一杯の水と一滴の毒」という言葉が浮かびました。
・・・コップ一杯の水は飲めますか?飲めますよね。
じゃあ、そのコップに一滴の毒を入れると?・・・飲めませんよね。
それと同じ・・・なのですが、本来こういう考え方は良くないと思います。
すっごく難しい事なのですが、こんな考え方はやってはいけないんです。
優秀な人間は凡人の苦労を
理解できない
(2003/01/13 UP)
世の中、優秀な人はたくさんいます。その人達は勉強にしろ、知識にしろ難なく習得してしまいます。
逆に凡人は何回も繰り返して習っても習得できない場合があります。
多くの場合は、そういう事をいう人は少なく、また言ったとしても悪気が無く素朴な疑問だと
思うのですが、こんな事を言う人がいます。
「なんで、こんな事がわからないの?」
確かに少ない労力で理解できた人からみれば、なぜ「それ」が理解できない事がわからないでしょう。
でも、こちらからすれば、最大限に苦労しているのに・・・と悔しくなります。
同じ事を理解するのに、労力が違う。多分、持っている知識量や得意分野の違い、
それぐらいの僅差だと思うのですが・・・でも言ってしまうんですよね。
「なんで、こんな事がわからないの?」って・・・
自分よりも労力が多いからといってバカにする事は決して出来ません。
むしろ、相手の方が「一つの問題を解決するのに多くの方法を使った」と言う点で
認めるべきなのです。
仮に、教師になった場合は、立場が逆転します
数学の方程式を1回で理解した人と3回で理解した人が教師になったします。
そして、生徒がわからないと言った時どうするでしょうか?
1回で理解した人からすれば「なんでわからないの?俺はわかったぞ」となりますが、
3回で理解した人は「ああ、おれもわからなかったんだよなぁ。こういう時はこんな考え方も
あるんだよ」と違う教え方が出来ます。自分が経験している分・・・
「人に教える事」は世界で一番難しい学問と言われています。
そういう風に考えると・・・
最後に、釈迦は、どんな簡単な物でも習得するのに33回繰り返し学習したと言われています。