ひとりごと

    (先生・・・、キスをしてください。)

    もう何度この言葉を伝えたんだろう。
    こう言うといつも少し困った顔をして笑うだけ・・・。

    困らせたりしたい訳じゃないのに、
    結果としてそうなってしまうのだ。

    幼い頃の自分を知られているというのが
    こんなにも大きな壁として立ち塞がるなんて

    夢にも思わなかった・・・。


    先生、キスをください。

    額でも頬でもなく

    唇にください。

    親愛のキスではなく

    恋人のキスを・・・。


    2001.1.04.aki.



    新年第一弾は萌絵ちゃんの話(?)です。
    すごく短いうえに訳わかんなくてごめんなさい。(汗)