2001.09.20(木) |
伝承館の近くにある神社で、昔は大日寺という寺がりました。大日寺はかなり大きな伽藍を配していたようで、境内には人を寄せ付けない自然の荘厳な雰囲気が漂っていました。即身仏を祀る湯殿山神社は別の場所です。 |
三浦一之さん |
私が三浦さんと初めてお会いしたのは、数年前の全国手漉き和紙青年の集いでした。あまりお話をする機会がありませんでしたが、彼の紙漉に対する姿勢や努力、考えに大変感銘と刺激を受けました。私が「山形に行く機会なんて無いから青年の集いを開催してよ」と言うと「いいけど泊まるところがないし、交通も不便だからな」との返事でした。青年の集いは開催されませんでしたが、今回とても大切な用事で出掛けてきました。 三浦一之さんはサラリーマン生活に別れを告げ、埼玉県小川町で7年間紙漉の修行をされました。その後、自然と匠の伝承館開館に合わせて山形にやってきて8年になります。以来国産コウゾにこだわり続け、月山和紙や染め紙など50種類もの和紙を漉いてみえます。「お客さんの要望に応じた紙を漉いていたらいつの間にか50種類になってしまった」そうです。 |
未晒し薄紙 |
未晒し中薄紙 |
月山和紙について----三浦一之 (全文をパンフレットから引用しました) |
ヤマブドウ入り紙 |
シナ入り紙 |
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自然と匠の伝承館通路 所在地:〒990-0721 山形県西村山郡西川町大井沢4110 TEL:0237-76-2112 入館料:大人200円(150円)/小中学生100円(50円) ()は20名以上の団体料金 休館日:月曜及び年末年始 |
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大井沢工房さんぽ
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工房内部 |
工房前 |
伝承館から車で5分ほどの所に自宅兼工房を作った。工房の名は「大井沢工房さんぽ」!今は未整備ですが、春頃にはこちらでも紙漉ができるようになるそうです。
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