幌加内振興公社(笹紙)

これは和紙ではありません。手すきの「紙」です


所在地 北海道雨竜郡幌加内町

笹紙について
 笹紙は、千島笹の若い茎の繊維で作られます。幌加内町が特産品を開発するにあたり、笹の利用を考えました。当時笹が健康に良いと言われ注目を集めていました。そこで、笹のエキスを使ったうどんや蕎麦が開発され、合わせて紙が生まれました。

公社
公社の工場 右が紙すき場

 

 
原料
箱には原料の千島笹が入れられている

 

圧力釜
笹を煮る圧力釜

 

 
ビーター
ビーターで繊維を細かくする

 

繊維
笹の繊維が取り出される

 

 
均一に分散させる
繊維と水をフラスコで計量した後、
水槽に沈めた漉き枠に流し入れ均一に分散させる

 

紙を漉く
木枠をゆっくり水槽から出し水を濾過して紙を漉く
中は名刺サイズに仕切られていた

 

 
密着させる
簀を取り外し、脱水した後乾燥用の鉄板に移す
この時、スタンプを押すように木の道具で密着させる

 

鉄板に移った湿紙
鉄板に移った湿紙

 

 
プレス
フエルトをかぶせ、ローラーで圧力をかける

 

紙
名刺
紙
ワープロ用紙
    

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